定格消費電力から電気代を計算
定格消費電力(〇〇W)から電気料金を計算します。1kWh=約20円。 使用時間と電気単価から、1日、月、年の電気代を計算します。
W
h
円
1日の電気代
0円
月々の電気代0 円
年間の電気代0 円
計算履歴
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計算式
1日の電気代: W × 0.001 × 使用時間[h] × 単価[円/kWh]
月間: 1日の電気代 × 31日
年間: 1日の電気代 × 365日
月間: 1日の電気代 × 31日
年間: 1日の電気代 × 365日
設計のポイント
機器の消費電力から電気代を概算します。省エネ設計の効果確認や、製品のランニングコスト評価に使えます。
参考:日本の電気料金(2024年時点)
• 家庭用平均:約28〜32円/kWh
• 待機電力1Wを削減すると年間 約250円の節約効果
IoT機器の設計では年間消費電力コストを顧客に提示するケースも多いです。消費電力削減をコスト換算で説明できると説得力が増します。
こんなときに使います
機器の待機電力や常時稼働している装置のランニングコストを出すときに使います。設計の判断材料として「待機電力を 1W 削ると年間いくら効くか」を示すと、部品コストとの比較がしやすくなります。
入力の目安
- 1kWh あたりの電気料金は、日本の家庭用でおよそ 31 円(2026 年時点の目安、燃料費調整と再エネ賦課金を含む)。契約と時間帯で変わるので、実際の請求書から求めるのが確実です。
- 月々の計算は 31 日で行っています。
- 定格電力には実際の消費電力を入れてください。機器の銘板に書かれた定格は最大値であることが多く、実消費はそれより小さいのが普通です。
待機電力の目安
| 待機電力 | 1 日 | 1 か月 | 1 年 |
|---|---|---|---|
| 0.1 W | 約 0.07 円 | 約 2.3 円 | 約 27 円 |
| 0.5 W | 約 0.37 円 | 約 11.5 円 | 約 136 円 |
| 1 W | 約 0.74 円 | 約 23.1 円 | 約 272 円 |
| 5 W | 約 3.7 円 | 約 115 円 | 約 1,358 円 |
| 20 W | 約 14.9 円 | 約 461 円 | 約 5,431 円 |
「1W = 年間およそ 270 円」と覚えておくと見積もりが速くなります。待機電力を 2W 削れば年 540 円。台数が多い製品なら、数十円の部品追加で回収できる計算になります。
設計に効く視点
- 電源の無負荷損失を見る。スイッチング電源は無負荷でも制御回路とトランスの励磁で電力を消費します。待機電力を詰めるなら、ここが最初に効きます。
- 常時通電のレギュレータの静止電流。静止電流 1mA の LDO を 12V で常時動かすと 12mW。年間 3 円強で額は小さいですが、電池機器では致命的です。
- 国際規制を確認する。EU の ErP 指令など、待機電力に上限を課す規制があります。輸出する製品では設計要件になります。
よくある質問
電気料金の単価はいくらで計算すればいいですか?
日本の家庭用でおよそ 31 円/kWh が目安です(燃料費調整額と再エネ賦課金を含む)。ただし契約プランと時期で変動するため、正確に出したいなら請求書の「請求金額 ÷ 使用量[kWh]」で実効単価を求めてください。業務用の高圧契約では大きく変わります。
力率は考慮されていますか?
されていません。この計算は消費電力[W]、つまり有効電力を入力する前提です。家庭用の電力量計は有効電力を計測しているので、実際の請求とはこれで一致します。ただし機器の入力電流から電力を求める場合は、力率を掛ける必要があります。
月の計算が 31 日なのはなぜですか?
多めに見積もる側に倒しています。厳密な月平均は 30.4 日なので、この計算は約 2% 高めに出ます。年間の値は 365 日で計算しているので、月の値を 12 倍しても年の値とは一致しません。
参考にした規格・資料
- IEC 62301 — 待機電力の測定方法。
- 省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律) — 機器のエネルギー消費効率の基準。
最終更新: 2026-08-29